パレードブックス本づくり通信118

本のサイズ。

こんにちは。出版コーディネーターの森です。
基本的に本は書店で購入する派なのですが、ここ最近は電子書籍での購入が続いていました。話題の本だと、友人や同僚から「私も読んでみたい」と言われることもあり、「紙の本なら貸してあげられたのになぁ」と、少し後悔したりしています。
さて、今回の特集は「本のサイズ」です。みなさんは、手元にある紙の本の「サイズ」を意識したことはありますか?昔、書店でアルバイトをしていた頃、規格外のサイズの本をどう棚に並べるか、よく苦心したものでした(笑)。
ぜひ、ご自身の本を作る際にも、内容にぴったりの「本の形」を考えてみてくださいね!

 

特集

内容にピッタリな
本のサイズを考えてみよう。

ジャンルによって、
本のサイズは決まっている?

本のサイズは、多種多様なようでいて、ある程度ジャンルなどによって定型があります。小説などの文芸書、イラストたっぷりのハウトゥー本、豪華な写真集…。本にはそれぞれ、中身を引き立てるための定番のサイズが存在するのです。今回は、コミックから参考書まで、それぞれのジャンルでよく使われる代表的なサイズを見てみましょう。

ジャンルごとのサイズと、
それぞれの特徴。

まずは王道、四六判(128mm×188mm)。しろくばん、と読みます。文芸書やビジネス書に幅広く採用され、書店の棚もこれに合わせた作りが多いため流通に有利と言われます。文字が読みやすく、持ち運びにも適しています。おなじみの文庫判は、通勤や旅行のお供にしやすいサイズ。出版社によって若干異なりますが、基本はA6判(105mm×148mm)です。コミックは新書判やB6判が一般的。誌面を贅沢に使えるA5判やB5判は図表や写真が大きく掲載できるので、実用書やフォトエッセイ向き。このように、中身の「読みやすさ」や「用途」に合わせて、サイズは大体決められているのです。

あえて個性的なサイズにするのも、
自費出版の醍醐味です。

定番のルールがある一方で、こだわりをもって自由に作れるのが自費出版の良いところ。あえて一般的なジャンルの枠を飛び出して、個性的なサイズで世界観を表現するのも素敵です。パレードブックスでは、こだわりを形にするお手伝いをどんどん承ります。ぜひ書店に足を運んで「いいな」と思えるサイズを探してみてください。理想の姿を想像しながら、あなたの本に最適なサイズを一緒に考えていきましょう。

 

コラム

出版コーディネーター竹中の小ネタコーナー。本にまつわる、ゆるーいお話を取り上げてまいります!

文庫本。

文庫本といえば、安さと手軽さから購入する人も多いと思いますが、一般的には四六判の単行本が売れた後に「文庫化」されるという、いわば「廉価版」のような流れがあります。価格を抑えてより多くの読者に届けることが目的のため、文庫化にあたって装幀がガラリと見直されることも珍しくありません。単行本では作品の格や雰囲気を重視したデザインだったものが、文庫ではイラストを使ったりタイトルを大きくしたりと、売り場でパッと目に留まる工夫が施されます。映画化に合わせてビジュアル入りの大きな帯(二重カバーに見えるものも、実は帯!)をかけるなど、最新の読者に届く「魅せ方」が考え直されているのです。中身は同じでも、装幀ひとつで印象は大違い。書店で見かけたときは、ぜひその鮮やかな変身ぶりにも注目してみてください。

 

トピックス

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